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    化粧師のひと塗り

    • 2015.03.19 Thursday
    • 12:32
    2012年3月8日 「久留米ラーメン 清陽軒」―花畑

    「沖食堂」のレジ横に置いてあったお土産ラーメンには「久留米ラーメン」と入っていた。わたしの勝手な、そして脆弱な知識とイメージでは、久留米=博多よりもずっとスープ濃度が高くて匂いも強い。つまり「魁龍」である。果たして久留米ラーメンとはどこに定義のポイントを置くべきものなのか。腹が膨れてきたせいなのか考えがまとまらない。

    そんな思いを乗せて、一路老舗「清陽軒」へ。

    雷文と二匹の龍に彩られた暖簾に、焼きめしと書かれた提灯。久留米といえば焼きめし、なのか。入口を入ると小さな待合室が設えてあり、かつての屋台を再現した雰囲気。接客は今風。店員の若者達が団体客や家族客をテキパキと捌く。ここまでの二軒とは客層がまるで違う。
    ラミネートされたメニュー表を開けばいくつものセットメニュー。五つのうち二番目に高いセットをおすすめとして大きく載せてあったり、セットにつけるとお得になるミニサラダやデザートの存在がそつなく。ここまでくるとファミレスに近い。つまり、食い終わったら出なければという雰囲気がなく、ゆったりできる。

    創業は昭和二十七年。しかし平成十九年に一度閉店し、二年後の平成二十一年に再出発をしたとかで、道理で店は新しく、作りも古くない。創業者・香月氏の弟さんが、かの有名な「大砲ラーメン」の創業者。つまり、このご兄弟こそが久留米ラーメンの立役者なのだ。そして更に三男の方が…ふむふむ、皆さんお詳しいこと。

    頼んだのは屋台仕込みラーメン。この濃度が久留米本来、でいいのだろうか。それともちょっと今風なのか。揚げた背脂の「カリカリ」が浮かび、その独得な香りも相俟って、正直食べやすくはない。「創業来の清陽軒伝統の味。昔ながらの久留米ラーメンです」と書いてあるのだから、これもまた「慣れると美味しい」なのだろう。旭川ラーメン「蜂屋」を初めて食べたときも、その個性的な香りに打ちのめされたが、やがて喜んで受け容れるようになったように。

    初心者には、あまさんが食べたラード不使用の「すっぴん」が良かったかもしれない。創業当時の味はそのままに食べやすくチューンした、ということのようだ。純粋にスープの旨味が堪能できる。

    ドンブリには電話番号。以前からのものなのか、レトロ感を狙ったのか。番号の下四桁が、9736。「クーチミロ」とルビが振ってある。食うちみろ、つまり食ってみろということか。97で「クーチ」なのが面白い。方言のニュアンスは知る由もないが、クーチクレ(9790)ではないところに、この店の矜持を感じずにはいられない。

    精養軒
    屋台仕込みラーメン(並)550円

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